「育ってきても辞めてしまう」 を繰り返す パート２

今日は

「育ってきても辞めてしまう」
を繰り返す パート２

ということで

このような悩みを
抱えていらっしゃる経営者の方に
引き続きお話をしたいと思います。

前回は
人それぞれに
目標やビジョンがあるということ

その人が望む方向性と
会社が持っていきたい方向性とを
うまく噛み合わせていくことで

その人に
将来を見出せるようにすることが
経営者にとって大事です

というお話をさせていただきました。

今回はもう一歩踏み込んだ話を
したいと思っています。

人材力・組織力・関係力の
チームビルディングで
お話していることですが

人はそれぞれ違います。

だから
人それぞれ目標も違います。

ですから

組織力を固めるには

それぞれの目標が
どういうものなのかを理解する
ことから始める必要がありますが

その目標が経営者と違うとか
経営者が
理解できないことがある
ということなんですよね。

今は
人それぞれ本当に多様な
ライフスタイルがありますので

経営者が
思いもしないようなことを
望んでいる場合も結構ある
ということです。

収入が低くても
休みが多いほう方がいい

収入はそんなに高くなくても
やりたい仕事がやれたらいい

やりたいことはそんなに
ないけれども

人間関係がよくて
気持ちよく働けて
収入が並みにあって
長く働けたらいい

そういうところで
日々楽しみながら
仕事をしたい

こういったライフスタイルを
手にしたいと思っている
かもしれません。

それぞれが
望むライフスタイル
そして達成したい目標は
本当に違うんですよね。

これが
経営としての難しさだと
思います。

全員の言っていることを
なかなか叶えることができない
という理由も

経営者の皆さんだったら
分かると思うんですね。

ここでお伝えしたいのは

全てを叶えることは
難しいかもしれないけど

なるべく実現したいと
思っているというスタンスで

１つずつ出来るところから
解決していくことができれば

それぞれにとって
望ましいものが
手に入るんじゃないかな
と思って

辞めなくなる
ということなんですよね。

ですから

まず将来が見える
ということが大事で

さらには
それぞれのライフスタイルが
そこで見出せるような
形を目指すことが

実は
育ってきても辞めてしまう
ということを繰り返さないように
するために

大事なことなのかな
というふうに思っています。

経営者にとっては
本当に難しい時代に
入ってきていますが

育ってきても辞めてしまう
という繰り返しを断ち切るには

是非ですね
そういうことを考えながら
経営をしていただけたらな
というふうに思っています。