部下同士で解決させる組織にするには? パート2

今日は

部下同士で解決させる
組織にするには? パート2

ということで、前回に引き続き

経営者の視点から
部下同士(当事者同士)で
問題を解決できるようになる
組織にするためには
どうすればいいか?

という話をしたいと思います。

経営者の方からは
よくこういったご相談を受けます…

部下同士でうまく解決できなくて
結局、自分が間に入って
解決してあげないといけない

部下からしょっちゅう相談が来て
いいかげん相談に乗るのがしんどい

もっと自分たちで解決してほしいのに
なんで相談してくるんだろう…

前回はパート1ということで

部下同士で解決させる
組織にするための前提として

まず、経営者(上司)と部下の
信頼関係を作らないといけないですよ
という話しをさせていただきました。

今回は、部下同士で解決させるための
かみ合わせをどうやって作るか?
という話をしたいと思います。

最終的には、当事者同士で
話をかみ合わせて解決させることが
大事になるわけですが

それには
まず問題を抱えている
当事者(部下)の方に

その相手に対して
どんなふうに話をすれば
この問題が解決できると思うか
ということを整理してもらい

それを話してもらう
必要があります。

そのためには、上司と部下の間で
シュミレーションが必要に
なるんですよね。

例えば、どういうことかというと

こういうところが問題だよね
という話をした上で

この問題をどんなふうに相手に
伝えた方がいいと思う?
という質問をして

相手には、こういうふうに
話した方がいいのかな、とか

ここは、こうお話しします、とか

相手にきちんと、その場で
どうやって話すかということの
イメージをさせる、という
ことなんですよね。

これが出来るか出来ないかは
部下同士で問題を解決させる
組織を作れるかどうかに大きく
影響する大事な部分になると
思っているんですよね。

このとき、経営者側(上司側)が
何をアドバイスすべきか?

あるいは、どういうことを
見ないといけないか?というと
2つあります。

1つは
話す目的とか合意すべき目標
を確認することです。

つまり

かみ合わせるポイント的なことが
きちんと相手に伝わりそうか?
ということを、しっかりと聞いて
確認してあげること

もし、うまく伝わりそうになければ
それを明確にしてあげること

それを、その場で何度も何度も
シュミレーションしながら
整理してあげるということが
大事ですよ、ということです。

2つ目は、相手に分かりやすく
話せているかどうかを確認する
ということです。

自分が話しやすいように
話をしても、相手には伝わらない
可能性があるんですよね。

自分とタイプの異なる相手だと
自分にとっては話しやすかったり
心地よく話せていても

相手にとっては
理解しづらい話し方だったり
言葉だったりして

うまく伝わらない
ということがあるので

経営者(上司)は
相手がどんなタイプかということを
その当事者がちゃんと分かって
話をしようとしてるかを
確認しないといけないし

もし、それができてないんだとしたら
アドバイスしてあげる必要が
あるんですよね。

いいでしょうか?

当事者同士で
解決させる組織を作るなら

経営者と部下の
コミュニケーションの中で
どう伝えたらいいのかについて

事前にシュミレーションさせることが
とにかく大事だということですね。

これは経営者(上司)がすべき
とても大事なことになります。

このことは、実は
いつもチームビルディングで
言っている人材力・組織力・関係力の
話なんですよね。

それぞれのタイプが違っていて
それぞれの考え方があるから
本当は同じ目的や目標について
話さないといけないんだけど

なかなかそれができない
もしくは、それが見い出せない

なので、【関係力】、つまり
コミュニケーションがズレる
ということになるので

上司は部下に対して
まずは【組織力】、つまり
どんなかみ合わせのポイントが
あるのかということを
ちゃんと整理しながら

【人材力】に戻って
相手のタイプがどういうタイプ
なのかということも考えつつ
相手のタイプを見ながら

【関係力】、つまり
話す目的と合意すべき
目的と目標をちゃんと整理して
コミュニケーションをとるという

この人材力・組織力・関係力の
シュミレーションですね。

部下にこのような話をさせる
ということが、実は経営者(上司)には
大事なことになります。

是非ですね
この人材力・組織力・関係力の
ループを意識しながら

部下の相談に乗ってあげて
いただきたいというふうに
思っています。

いかがだったでしょうか?


追伸:

「デキる社員が辞めてしまう」と
お悩みの経営者の方へ

デキる社員が辞めない
組織になる3つの取り組みに
ついて小冊子を無料で
進呈しています。
↓ ↓ ↓
http://saikyou-team.com/lpm/


今回の記事にピンときたら…

 ↓ ↓ ↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です