「育ってきても辞めてしまう」を繰り返す

今日は

「育ってきても辞めてしまう」を繰り返す

という話をしたいと思います。

こういうことで人を育てることが
嫌になってしまっている方は
結構多いんじゃないでしょうか。

育っては辞められる
ということが繰り返されて

育てることに疲れてしまったとか
そういうことをトラウマに
感じていらっしゃるという方ですね。

では
辞める側はどんなふうに思って
辞めてしまうんでしょうか?

やはり
育っても辞めてしまうという理由
もしくは辞めるという決断を
してしまう構造があるんですね。

こうした相談は多いわけですが

なぜ
育っても辞めてしまうということが
繰り返し起こるのかを
色々観察していると

大きな理由の1つとして
将来が見えないから
ということがあるんですよね。

この先この会社にいても
次がないなぁと感じて
辞めてしまうということですね。

育っている間というのは
こんなふうになったら
こういうことができるとか

今やってることは
こういうことに繋がるとか
将来が見えているわけです。

でも
ある程度育った時点から
将来が見えなくなるということが
ずっと起きているということ
なんですよね。

つまり着目すべき点は
従業員・スタッフたちが
将来が見える状態になっているか?
ということです。

もちろん
チームビルディングで
お伝えしてるように
人はそれぞれ違いますから

何か1つ言っておけば
勤めている全員が将来が見えて
ここで働いてくれるということでは
ないですよ。

人材力・組織力・関係力という
チームビルディングの
3つの要素を考えていくと

人はそれぞれ違うという
人材力のところで

各々にそれぞれの組織力
つまりビジョンを持っている
わけです。

その自分の人生の
ビジョンみたいなものと
組織のビジョンが
うまく連動できていると

この会社にいても自分の将来と
つながっているなということが
見えるので

この組織で頑張って行こうかな
と思えるんですが

ここで勤めることで
どうなりたいかの方向性と
組織が向かいたい方向性が
一致しない場合は

この組織にいても意味がないな
と思って辞めてしまう
ということなんですね。

ここで大事なことは

人材力・組織力・関係力の
ループでお話すると

この組織力というところを
合わせていく

つまり

相手のビジョンと
組織のビジョンを
合わせていくことをして

そして

それを合わせるための
関係力を強化する

つまり

コミュニケーションを
しっかりとっていく
ということですね。

こうすることで
育っても辞めてしまうという
構造がなくなるので

育っていけばいくほど
一人前になればなるほど
会社がより成長していく
というサイクルになって

人の成長と会社の成長が
連動していくってことに
なるんですね。

育っても辞めてしまうという
悩みを持たれている方は

目の前のスタッフさんが
どういうふうに育っていきたいと
思っているのか

どうなっていきたいと
思っているのかを知り

会社のビジョン・方向性を
指し示して

コミュニケーションを
しっかりとるということを
是非やっていただきたい
というふうに思っています。

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