・男女・国籍など多様性のあるメンバーが働いているので、メンバー間のコミュニケーションが不足している
・価値観・考え方の違いがあるため、メンバー間でさまざまな摩擦や軋轢が生まれていて、パフォーマンスを発揮できていない
・男性の上司が、女性の部下とうまくコミュニケーションが取れず、女性のキャリア開発が中途半端に終わってしまっている
・メンバー間の信頼感が低下しているため、チームの生産性が大きく低下している
昨今、多くの企業では、このようなダイバーシティ(多様性)に関する悩みを抱えています。
ダイバーシティ(多様性)とは、性別、年齢、国籍などの目に見えるもの以外にも、表面的には見えない個々人の生い立ち、価値観、性格などの異なった背景や状況をも含みます。
そうした、現代の企業特有のあらゆる多様性が、仕事上のトラブルの原因になり、さまざまな摩擦、軋轢、誤解を生じさせるのです。
当然、そのような摩擦・軋轢・誤解が生まれた結果、チームの生産性やパフォーマンスは大きく低下してしまいます。
「個々のメンバーはチカラもあり、頑張っているのに、なぜか組織としては思ったほど成果があがらない」こうしたことが増えてくるのです。
多くのプロジェクトリーダーは、なぜ、もっとうまく連携できないのか、なぜ、思ったほどチームがパフォーマンスを発揮できないのか、と悩んでいます。
もしかすると、あなたも同じ悩みを持たれているかもしれません。
では、多くの企業はなぜ、この課題を解決することができないのでしょうか?
それは、メンバーが相手の顔を見て話を聞いていない、といったコミュニケーションの基本ができていないから、ではありません。
上司の部下に対する指導方法が悪いから、でもありません。
もちろん、従業員のやる気やモチベーションが低いから、でもありません。
それは、
他人が自分とは違うということを体感レベルで本質的に理解することができていないからなのです。
多くの方は、「他人と自分は違う」ということを頭では理解しているでしょう。
でも、それを体感レベルで、本質的には、理解できていないのです。
ですから、生い立ちが違ったり、価値観や考え方が違うメンバーとのコミュニケーションで軋轢や誤解が生まれてしまうのです。
仮想体験ゲームと効き脳診断
こうした課題を解決するために、弊社では仮想体験ゲームと効き脳診断を活用した研修を行なっています。
仮想体験ゲーム
仮想体験ゲームでは、ゲームを行うことで、組織の現状の課題や本質的な問題が浮き彫りにします。
さらには、仲間や自分の強みを発見し、協力し合うことで、社内メンバーの関係性強化にもつながります。
例えば、仮想体験ゲームを行うことで、メンバー間の交流や関係性を意図的に作り出すことができます。
今まで社内でつながっていなかった人とつながっていくことで、社内の一体感を生み出すこともできるようになります。
効き脳診断(ハーマンモデル)
「利き腕、利き手」と同様に、得意不得意や好き嫌いなど思考の特性「効き脳」が存在しています。
組織作りのコツは「社員が固有に持つ資質に合った役割を用意すること」です。
細かいことが苦手な人に経理をやらせてもうまくいくわけではありません。
人前に出るのが苦手な人に営業をさせてもうまくいきません。
しかし、こういった資質と役割のミスマッチがよく起こっています。
このミスマッチを無くし、仕事を効率よく、やりがいを持ってこなせるように、各個人の「効き脳」を測定するハーマン脳優勢度調査(Herrmann Brain Dominance Instrument)を基に、個人や組織の思考様式を定量化し、個人の能力開発や組織の創造性開発を支援するシステムが「ハーマンモデル」です。
各個人の「効き脳」を診断することで、 自分の強みや思考特性、行動特性を把握することができ、自分にとってベストな仕事の進め方がわかるようになります。
さらには、自分に合ったリーダーシップを発揮する方法もわかるようになります。
そして、チームメンバーの強みや思考特性、行動特性を把握することで、より良いリーダーシップもとれるようになります。
チームメンバーの特性を知ることで、得意な仕事を任せることや、仕事や役割のトレードオフが可能となり、業務効率や業績の向上が望めるのです。
チームビルディング研修
弊社のチームビルディング研修は、チームビルディングのベーシックを学べるチームビルディングオリエンテーションから、お客様のニーズに合わせた様々な研修までをセミカスタマイズで実施しております。
導入に当たっては、ニーズの確認から研修後のゴールまでをヒアリングさせて頂き、ご提案させて頂きます。