経営幹部の思う「納得できる話をしてほしい」の実情


日本で唯一、
売上を上げる
 
チームビルディングコンサルタント
の石見です。
 
 
 
今日のテーマは、
 
納得できる話をしてほしい
 
という話です。
 
 
 
「納得できる話をしてほしい」
 
 
先日、経営幹部の方との
コーチングのセッションの時に、
 
出てきたフレーズです。
  
  
  
実は、経営者の方から、
いろいろとこう、
 
「今後こうしていくぞ!
ああしていくぞ!」
  
とか、
  
「これはこう思う」
  
みたいな話を聞いた、と。
 
 
 
でも、その経営幹部は、
 
その話を聞いて
   
 
「どうも納得できないんです」
 
 
「なんか経営者の人が、
あまりちゃんと考えずに言っている
ように聞こえるんです」
 
 
というような事を言うのです。
 
 
 
その時に、
 
 
「分かりました。
じゃあ何があれば納得するんですか?」
 
 
と聞いたのです。
 
 
 
すると、
 
 
「こうこうこういう事があればとか、
 
こういう事を言ってくれたり、
説明してくれたりすれば、
 
私は納得するんです」
 
 
という言い方をするのです。
 
 
 
「なるほど!
 
では、
 
こういう事について話してほしい、
 
私はこういう事で納得するので、
こういう説明をしてほしいと
 
言っていますか?」
 
 
と聞いてみたのです。
 
 
 
そうすると大抵は、
 
 
「言ってない」とか、
 
 
「どうせ、そんな話なんて
聞いてくれないんですから」

 
 
みたいなことを言うのです。
 
 
 
聞いてみれば、おかしな話です。
 
 
自分が納得したいから、
 
「こういう事について話してほしい」
と思っているのだけど、
 
 
そういう事をちゃんと伝えてないから、
 
 
もちろん、
経営者からもそんな話はない訳です。
 
 
 
そういう状態で、
 
「納得できる話をしてほしい」
 
と言うのです。
 
 
 
というような事なのですが、
 
よく起こる話だと私は思っています。
 
 
 
やはり、
 
 
「納得できる話をしてほしい」って
 
経営幹部は思っているのです。
 
 
 
ということは、
 
 
「どういう事が話せれば、
その人が納得できるのか?」

 
 
ということを考えていく。
 
 
 
経営者からすると、
 
「この人は、
どういう情報があれば納得するのか?」

 
という事を、
ちゃんと分かった上で話すことが大事で、
 
 
“自分が話したいことを話せばいい”
という事ではない

 
 
という事です。
 
 
 
反対に
 
経営幹部の人は、
 
 
「こういう事を聞けないと納得できない」
 
 
という話をちゃんと言わないと、
 
経営者はそれについて、
話してくれないし考えてくれないのです。
 
  
  
  
このような
 
 
コミュニケーションの前提をどう揃えるか?
 
 
ということも
コミュニケーションだと思って、
 
ぜひ、考えてやって頂きたいと思います。
 
 
 
いかがだったでしょうか?
何かご意見、ご感想をお願いいたします。
 
 
ありがとうございました。
 
 

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